富士山みはらしの皆さんと対話を重ねる中で強く感じたのは、富士山のもとで築いてきた歴史とそこへ訪れる人々を本当に大切にしていること。ロケーションも含めて「高級」よりも「特別」な体験を提供することがコンセプトとし、「富士山で自家焙煎したコーヒーを提供する」という唯一無二の価値をブランドネーミングに落とし込んだ。
また、古来より富士山にはコノハナサクヤヒメという髪が祀られており、店舗の傍らには冨士山小御嶽神社が鎮座する。そのような神聖な場所で多くの人々を迎え、もてなす場所である意味を込め、「堂」という文字を用いた。
ロゴのシンボルマークは富士山、ご来光、ご縁の3つのモチーフから構成し、水引の要素を取り入れている。富士山焙煎堂に訪れた人々との縁を紡いでいき、やがて大きな人の輪を築いていけるよう願いを込めた。
富士山そのものの荘厳な佇まいと、富士山焙煎堂の存在を調和するため、ロゴタイプは古代文字をベースに表現した。
富士山焙煎堂のオープン以降、富士山みはらしの70周年記念ロゴ、お土産店で販売するグッズデザインも展開。
世界中からの来訪者に、特別な体験を提供する。その営みの中であらゆるかたちでデザインが継続活用され、ブランドとしての一貫性が生まれた。